内窓で後悔したという話は、たいてい工事が終わってから出てきます。開け閉めが面倒、思ったほど暖かくない、掃除の手間が増えた。ただ、その原因が作られたのは、ほとんどの場合、工事の前です。
後悔は、工事の後に気づき、工事の前に決まっています
内窓の工事そのものは、1窓1時間ほどで終わります。施工の良し悪しも後悔の原因になりますが、その多くは工事当日ではなく、採寸と部材の判断の段階で決まっています。差がつくのは、工事の前です。
間違えやすい場面は、大きく3つあります。
採寸と、ふかし枠の判断
内窓は既存の窓枠の内側に納めます。枠の奥行きが足りないのに、そのまま付けると建て付けが悪くなります。ふかし枠を足すべきかどうかは、現地で測らないと決まりません。カタログの寸法だけで話が進んでいる場合は、ここを確かめてください。
グレードとガラスの選び方
「寒さ」を減らしたいのか、「音」を減らしたいのか、「結露」を止めたいのかで、選ぶべきガラスの構成が違います。目的と合わない構成を選ぶと、「効果がない」という感想になります。補助金の対象になるかどうかも、ここで決まります。
期待値の置き方
内窓は、窓からの熱の出入りを減らす工事です。家全体の断熱が低い場合、窓だけで部屋が見違えるほど暖かくなるわけではありません。床下や壁から逃げている熱には効きません。何がどこまで変わるのかを、契約の前に共有できているかどうかで、満足度は大きく変わります。
「後悔しない人」は、見積書の段階で確かめています
この3つは、見積書にどう書かれているかで、ある程度見分けられます。窓ごとの品番・サイズ・グレード・ガラス構成が書かれているか。ふかし枠の有無が明記されているか。「内窓工事一式」でまとめられていないか。
見積書のどこを見ればよいかは窓リフォームの見積書の読み方にまとめています。
「内窓は後悔する」と言われる理由の全体、本当に避けたほうがよい人の条件、開閉や掃除の実際、後悔しないためのチェックリストは、内窓は後悔する?その本当の理由に詳しく書いています。
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動画のBGM:Otologic(CC BY 4.0)
動画内の数値は各自治体・各メーカーの公表値です。時点は動画内に表示しています。



