「内窓をつけると静かになる」とはよく聞くものの、具体的にどれくらい音が小さくなるのかイメージしづらいという方は多いのではないでしょうか。音の大きさの単位であるデシベル(dB)を使って、身の回りの音の目安と内窓による防音の考え方を整理します。
身の回りの音の大きさの目安
| 音の種類 | 目安(dB) |
|---|---|
| 静かな図書館 | 約40dB |
| 普通の会話 | 約60dB |
| 幹線道路沿いの交通音 | 約70〜80dB |
| 電車が通過する音(近距離) | 約80〜100dB |
dBは対数で表される単位のため、数値が10下がるだけでも体感としては「かなり静かになった」と感じやすいのが特徴です。一般的に人の耳は10dBの差を「約半分の大きさ」に感じるとされています。
内窓による防音の考え方
内窓は既存窓との間に空気層をつくることで、音が室内に伝わる経路を増やし、音のエネルギーを減衰させる仕組みです。使用するガラスの種類・厚み・既存窓とのすき間の大きさによって効果は変わり、防音を目的とする場合は専用の防音合わせガラスや、既存窓との間隔を広めに取る設計が採用されることがあります。
効果を左右する主なポイント
①既存窓とのすき間(中空層)の大きさ、②内窓に使うガラスの厚み・種類、③窓枠まわりの気密性、の3点が防音効果に影響します。同じ「内窓」でも仕様によって体感の静かさは変わるため、気になる音の種類(交通音・話し声・生活音など)を業者に具体的に伝えることが失敗しないコツです。
防音を目的に内窓を検討するなら
幹線道路や線路沿い、飛行機の飛行ルート付近にお住まいの方は、断熱よりも防音を主目的として内窓を選ぶケースが増えています。設置は国や自治体の補助金の対象になる場合もあります。※最新の対象条件・受付状況は公式サイトでご確認ください。
まとめ
デシベルの目安を知っておくと、内窓による防音効果をイメージしやすくなります。数値だけでなく、気になる音の種類や生活シーンを具体的に伝えることで、より満足度の高い防音リフォームにつながります。



