内窓の効果(断熱・結露・防音)

内窓の結露、内窓側と外窓側どちらにできる?原因の見分け方

「内窓を付けたのに結露が出た」というご相談をいただくことがありますが、実は水滴がどちら側の窓にできているかによって、原因も対処法も変わってきます。この記事では、内窓設置後の結露の見分け方を解説します。

水滴の位置で分かる原因の違い

内窓を付けた窓の下の角を室内から写した3枚の写真で、左は手前の内窓のガラスが結露で曇った状態、中は奥の既存窓のガラスに水滴が付き下のレールに水がたまった状態、右は室内側が乾いて外の面の水滴だけがぼけて見える状態(イメージ)
左:内窓(室内側)のガラス 手前のガラスが曇って水滴が付く
中:既存窓と内窓の間(中間層) 奥のガラスに水滴、下のレールに水がたまる
右:既存窓(屋外側)のガラス 室内側は乾いていて、水滴は外の面にだけ付く(景色と一緒にぼけて見える)
(イメージ)
結露の位置 考えられる原因
内窓(室内側)のガラス 室内の湿度が高い、内窓と既存窓の間の空気層に室内の湿った空気が入り込んでいる
既存窓(外窓)と内窓の間(中間層) 内窓の気密性が低く、室内の湿った空気が空気層に流れ込んでいる
既存窓(屋外側)のガラス 内窓によって外窓の表面温度がさらに下がりやすくなっている場合がある(内窓の効果自体は正常に働いているケースが多い)

特に「内窓と既存窓の間」に結露が見られる場合は、内窓の気密性(パッキンの劣化や施工の隙間)に原因があることが多く、点検の対象になります。一方、外窓の外側だけに結露が出ている場合は、内窓が正常に断熱効果を発揮している結果として起こることもあり、必ずしも異常とは限りません。

まず確認したいこと

結露を見つけたら、まずどの位置に水滴があるかを確認しましょう。中間層に結露が見られる場合は、内窓のパッキンや気密材の劣化、施工不良の可能性があるため、設置した施工店に相談することをおすすめします。室内側だけの結露であれば、換気や除湿など室内の湿度管理の見直しも有効な対策です。

結露の原因は住宅の構造や換気状況によっても異なります。判断に迷う場合は、設置した施工店に現地で確認してもらうことをおすすめします。

まとめ

内窓設置後の結露は、水滴がどの位置にできているかで原因が変わります。中間層の結露は施工店への相談を、室内側の結露は換気・除湿の見直しを検討しましょう。

結露対策を含む内窓の効果と注意点は、内窓・二重窓リフォームの完全ガイドも参考にしてください。

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