💴 内窓の補助金は「1窓あたりいくら」で決まります
公式の補助額表(サイズ4区分×グレード2種)、上限100万円と下限5万円、申請の流れまでを1ページにまとめています。2026年からAグレードが対象外になった点もあわせてご確認ください。
「マンションだから窓のリフォームはできないと思っていた」「冬は窓際が冷える、結露でカーテンがカビる、車の音がうるさい……でも窓は共用部だから手を出せないのでは?」——そんなお悩みをよく伺います。たしかにマンションの外窓は勝手に交換できませんが、実は「内窓(二重窓)」なら、多くのマンションで実施できる現実的な解決策です。この記事では、埼玉・東京で窓リフォームを手がけるSYAA.LLCが、マンションの内窓リフォームについて、管理規約の注意点から費用相場、補助金の使い方まで完全ガイドします。
マンションの窓まわり、こんな悩みはありませんか?
マンションは気密性が高い一方で、窓まわりには次のような悩みが集中しがちです。
- 結露:気密性が高いぶん室内の湿気がこもりやすく、冬はガラスやサッシがびっしょり。放置するとカビやカーテンの汚れの原因になります。
- 寒さ・暑さ:壁の断熱が効いていても、窓は熱の出入りが最も大きい場所。窓際の冷え(コールドドラフト)や西日の暑さで冷暖房が効きにくくなります。
- 騒音:幹線道路や線路、駅近の立地では、外の音の多くが窓から入ってきます。単板ガラス+古いサッシのマンションでは特に顕著です。
これらの悩みは原因がすべて「窓」に集約されているため、窓の性能を上げる内窓リフォームで同時に改善が期待できます。
マンションでは「内窓」が現実的な理由と管理規約の注意点
外窓は共用部、内側は専有部という基本ルール
マンションでは、窓ガラスやサッシなどの外窓は、外観の統一性や建物性能に関わるため「共用部」として扱われるのが一般的です。そのため、共用部扱いの外窓を個人の判断で交換することは原則できません。
一方、内窓は既存の窓の内側、つまり専有部の内側に新しく設置する工事です。外観にも共用部にも手を加えないため、管理規約上も実施しやすいケースが多いのです。マンションの窓リフォームで内窓が定番となっているのは、この理由によります。
工事前に必ず管理規約の確認を
実施しやすいとはいえ、マンションごとにルールは異なります。工事の前には必ず管理規約を確認し、専有部のリフォームに届出が必要な場合は、管理組合への申請を済ませてから工事に進みましょう。当社ではマンションでの施工経験をもとに、届出に必要な工事概要の資料準備などもお手伝いしていますので、手続きが不安な方もご安心ください。
マンション内窓の費用相場
内窓の価格は、当社の施工実績の中央値で窓1本あたり約72,000円(工事費込み・税別)です。実際には30,220円〜148,125円の幅があり、窓の大きさとガラスの仕様で変わります。内訳は窓1本ごとにかかる製品代と、1回の工事につきかかる取付費に分かれるため、「1窓いくら」で決まる金額ではありません。サイズ帯ごとの製品代の目安は次のとおりです。
| 窓のタイプ | 製品代の目安(1窓・税別) | 面積・目安の寸法 |
|---|---|---|
| 小窓(トイレ・洗面など) | 25,000円 | 〜1.0㎡(W900×H900まで) |
| 腰高窓(寝室・洋室など) | 39,750〜49,000円 | 1.0〜2.2㎡(W1700×H1300まで) |
| 掃き出し窓(リビングなど) | 82,500〜95,500円 | 2.2〜3.4㎡(大型窓82,500円/テラス窓95,500円) |
| 取付費(1回の工事) | 6万円まで(1窓の工事につき2万円) | 窓の本数によらず6万円が上限 |
上の金額はLIXILインプラスの引違い2枚・低放射複層ガラス(Low-Eグリーン)の場合で、2026年9月時点のものです。低放射複層ガラス(Low-E)は、熱を通しにくい加工をしたガラスを2枚組み合わせたもののことです。窓の状態や納まりによって前後します。取付費は6万円までなので、まとめてご依頼いただくほど1窓あたりの負担は下がります。ガラスのグレードを上げると製品代は上がりますが、断熱・遮熱の効きと補助金の額では有利になることが多く、当社ではまとめてのご提案をおすすめしています。工事は1窓あたり1時間程度、お住まい全体でも半日〜1日で終わることが多いものの、既存窓の納まりによっては延びることもあります。
次に読む:内窓の価格|窓1本あたり約72,000円(工事費込み)(サイズ帯別の製品代、工事費の内訳、4窓の総額例まで載せています)
騒音・結露・寒さへの効果
騒音対策としての内窓
内窓を付けると、既存窓との間に空気層ができ、窓が二重の壁のように音を遮ります。既存窓と内窓のガラス・サッシの組み合わせで遮音の効き方が変わるため、「何の音が、いつ気になるか」を業者に伝えるのが成功のコツです。交通騒音にお悩みの方から「夜眠りやすくなった」という声を多くいただく、内窓の代表的な効果のひとつです。
結露・寒さ対策としての内窓
結露は、外気で冷えたガラスに室内の湿った空気が触れることで発生します。内窓を設置すると空気層が断熱材の役割を果たし、室内側の窓表面が冷えにくくなるため、結露の発生を大幅に抑えられます。同時に窓際の冷えも緩和され、暖房効率も向上します。結露のメカニズムと対策の詳細は二重サッシで結露を解決する記事で詳しく解説しています。また、夏場の冷房効率と窓断熱の関係はエアコンと窓断熱の記事も参考になります。
補助金を活用してお得に設置する
内窓の設置は、性能の条件(Uw1.5以下)を満たせば国の「先進的窓リノベ2026事業」の対象で、最大100万円の補助が受けられます。交付申請(予約を含む)の受付は2026年3月31日に始まっていて、申請は登録事業者経由で行う必要があります。※最新情報は公式サイトでご確認ください。
マンションは戸建てより窓の数が少ないことが多く、全窓まとめて内窓を設置しても費用が比較的抑えやすいうえ、補助金の効果も実感しやすいのが特徴です。補助金は予算上限に達すると締め切られるのが通例のため、検討中の方は早めに動くことをおすすめします。
よくある質問
Q1. 賃貸マンションでも内窓は付けられますか?
賃貸の場合は、管理規約に加えてオーナー(貸主)の承諾が必要です。原状回復の条件なども関わるため、まずは管理会社・オーナーにご相談ください。分譲マンションにお住まいの区分所有者の方は、管理規約の確認と必要な届出で進められるケースが多いです。
Q2. 内窓を付けると窓の開け閉めが面倒になりませんか?
開閉が2回になるのは事実ですが、毎日開け閉めする窓は掃き出し窓など一部であることが多く、実際に住まわれた方からは「慣れれば気にならない」「それ以上に快適さが勝る」という声が大半です。よく開ける窓は開閉のしやすい仕様を選ぶなど、設計段階で工夫できます。
Q3. 1部屋だけの設置でも効果はありますか?
あります。寝室だけ騒音対策、リビングだけ寒さ対策といった部分設置も効果的です。ただし断熱目的の場合、同じ部屋に複数の窓があれば、その部屋の窓はまとめて設置したほうが効果を実感しやすくなります。予算に応じた優先順位のご提案も可能です。
まとめ
マンションの外窓は共用部のため個人での交換は原則できませんが、専有部の内側に設置する内窓なら、管理規約上も実施しやすいケースが多く、結露・騒音・寒さの悩みをまとめて改善できます。費用は当社の施工実績の中央値で窓1本あたり約72,000円(工事費込み・税別)、税込では79,200円です。中サイズ・SSグレードで補助金64,000円(マンションの場合)が使えた場合、実質のご負担は約15,200円まで下がります(補助額は窓のサイズ・性能グレード・建物の種類(戸建かマンションか)で決まるため、ご自宅の条件で変わります)。工事前の管理規約確認と、マンション施工に慣れた業者選びが成功のポイントです。
マンションの窓の悩み、あきらめる前にご相談ください。
SYAA.LLCは埼玉・東京対応の窓・サッシリフォーム専門店です。マンションの内窓設置は、管理組合への届出のサポートから補助金申請まで一貫して対応します。現地調査・お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
※本記事の制度情報は2026年8月執筆時点、価格は2026年9月時点のものです。LIXILは2026年10月1日の受注分から製品価格を改定しました。





