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【賃貸住宅市場】帝国不動産が建築実績を公表|竣工103棟・ZEH対応98%

帝国不動産は2026年9月9日、2026年6月期(2025年7月から2026年6月)の建築実績を公表しました。着工103棟、竣工103棟、竣工世帯数1,873世帯となり、賃貸集合住宅の供給規模が拡大しています。世帯ベースのZEH対応率は98%としています。

着工・竣工とも100棟を超える

着工は前期比17棟増の約19.8%増、竣工は27棟増の約35.5%増です。構造別では鉄骨造共同住宅「LB」の3階建てが着工・竣工とも76棟で全体の73.8%を占め、4階建ては着工17棟、竣工14棟でした。竣工物件の平均戸数は14.0戸です。

ZEH対応は世帯ベースで98%

ZEH対応棟数は前期の72棟から98棟へ、対応世帯数は1,364世帯から1,914世帯へ増加しました。内訳はZEH-M Readyが60棟、Nearly ZEH-Mが18棟、ZEH-M Orientedが18棟、ZEH-Mが2棟です。

集合住宅の省エネ性能向上では、断熱材や窓、給湯、空調など複数設備の組み合わせが必要です。性能値だけでなく、入居者の光熱費、維持管理、修繕時の交換性まで考慮した仕様選定が求められます。

18世帯モデルで約576万円の効果を試算

同社は建材・仕様の見直し、BIMの活用、補助制度の利用などを進め、LB3階建て・18世帯のモデルケースで1棟当たり約576万円のコスト削減・負担軽減効果を見込むとしています。ただし、これは一定条件に基づく試算であり、敷地、地域、仕様、施工時期で結果は変わります。

資材調達リスクへの備え

中東情勢などの影響で一部資材の調達に影響が生じたものの、代替資材や調達先の確保により予定どおり竣工・引渡しを行ったとしています。賃貸住宅は同一仕様を多数戸で使用するため、1商品の納期遅延が工程全体へ波及しやすく、代替承認の基準や色・寸法・性能の互換性を事前に決めることが重要です。

SYAAの視点

建築戸数の増加とZEH化は、サッシ、断熱材、住宅設備の継続的な需要につながります。一方で、コスト削減が品質低下にならないよう、性能・保証・納期・施工性を同じ表で比較する必要があります。賃貸住宅や法人案件の建材調達については、法人向け建材卸売・積算代行サービスをご確認ください。

出典:帝国不動産株式会社、2026年9月9日「帝国不動産、2026年6月期の建築実績を公表

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