見積書に「内窓工事一式」とだけ書かれていたら、そのまま契約せずに、内訳を出してもらってください。失礼にはあたりません。内訳を出せない見積書のほうが、あとで困ります。
「一式」だと、何が比べられないのか
一式でまとめられていると、同じ金額でも中身が違うことを見分けられません。
内窓の金額は、窓ごとの大きさ、ガラスの構成、性能のグレードで変わります。グレードが1段違えば、補助金の額も変わります。一式の見積書では、安く見えた理由がグレードを落としたからなのか、工事費を抑えたからなのかが分かりません。
さらに、ふかし枠や廃材の処分費が含まれているかどうかも見えません。あとから追加の請求が出る余地が、そのまま残ります。
差し戻すときは、こう頼めば十分です
難しい言い方は要りません。次のような一文で伝わります。
「窓ごとに、品番とサイズ、グレード、ガラスの構成を書いた内訳をいただけますか。取付費と、ほかにかかる費用も分けて書いていただけると助かります。」
ポイントは、「安くしてほしい」ではなく「分けて書いてほしい」と頼むことです。値引き交渉と受け取られないので、話がこじれません。
返ってきた内訳で、見ておくところ
内訳が出てきたら、次の点がそろっているかを見てください。
- 窓ごとの品番・サイズ・グレード・ガラス構成
- 取付工事費と、養生・廃材処分の費用
- ふかし枠が必要な窓と、その費用
- 窓ごとの補助の見込み額と、対象外の窓があればその理由
この形で出してもらえれば、相見積もりを同じ土俵で比べられます。金額の差がどこから来ているのかが見えるからです。
比べるべき項目の全体、追加費用が出やすい箇所、相見積もりの正しい比べ方は、窓リフォームの見積書の読み方に詳しくまとめています。
業者そのものの見分け方は窓リフォーム業者の選び方に、当社の施工実績の中央値を使った金額の目安は内窓の価格にあります。
内訳を快く出してくれるかどうか自体が、その会社を選ぶ判断材料になります。補助額の見込みは補助金シミュレーターで、ご自身でも確かめられます。
動画のBGM:Otologic(CC BY 4.0)
動画内の数値は各自治体・各メーカーの公表値です。時点は動画内に表示しています。



