東急、住友林業、再生建築研究所が手掛けた商業施設「新綱島MICCA」が、2026年10月28日に開業しました。1857年創建の古民家「OMOYA」と、純木造2階建ての「HANARE南」「HANARE北」で構成されます。
歴史的な外観を継承しながら性能を更新
古民家は外観や縁側の風景を残しつつ、耐震性能と設備を更新しました。保存だけを目的にするのではなく、店舗として継続利用できる安全性と機能性を確保することで、地域の記憶を次世代へつなぐ計画です。既存建物の価値を生かす際は、見える意匠と見えない構造・設備の両方を丁寧に整理する必要があります。
木造で大開口と柔軟なテナント計画を両立
新築木造棟は高耐力の合板耐力壁を採用し、店舗に必要な大開口と柔軟な区画計画を両立しました。同規模の鉄骨造と比べ、原材料調達から解体までのエンボディドカーボンを約34%削減したとしています。古民家と新築木造を別々に見せるのではなく、回遊性のある一つの商業空間としてつないだ点も注目されます。
住まい・建物づくりで確認したいこと
発表内容を実際の住宅や建物へ取り入れる際は、対象地域、建物条件、既存設備、施工範囲、保証、維持管理費を個別に確認してください。製品や計画の名称が同じでも、採用仕様や利用条件によって効果は異なります。
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出典・参考資料
東急株式会社・住友林業株式会社・株式会社再生建築研究所(2026年10月28日発表)「古民家再生と新築木造を一体化した商業施設『新綱島MICCA』開業」

