株式会社AQ Groupなどのチームが開発した耐力壁「暁」が、「カベワングランプリ」で総合準優勝、トーナメント準優勝、審査員特別賞の3賞を受賞しました。構造試験では約57kNの耐力に到達したと発表されています。
国産ヒノキを用いたV字斜材
「暁」は国産ヒノキのスリムな斜材をV字に配置し、地震や風で生じる水平力を土台へ伝える構成です。耐力の確保だけでなく、木材を見せる意匠性にも配慮した点が特徴です。
約57kNは約6トン相当の力
57kNは概算で約5.8トン重に相当します。実際の住宅への適用では、壁倍率や接合部、基礎、床・屋根との力の流れを含めた構造設計が必要ですが、高耐力壁は大開口や自由度の高い間取りを検討するうえで重要な技術です。
社会実装には認定と施工品質が鍵
競技での性能を実建物へ展開するには、各種認定、標準化された施工手順、品質管理、長期的な耐久性の検証が欠かせません。木造住宅の耐震性と空間設計を両立する技術として今後が注目されます。
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