屋根・外壁工事を手がけるテイガクは2026年9月11日、施工会社やメディア向けの「資材・建材 価格供給動向ポータル」を公開したと発表しました。2026年3月から公開していた情報をリニューアルし、メーカー通知をもとに価格改定や供給停止の動向を整理する取り組みです。見積時点と発注時点の条件が変わり得るなか、住宅会社・工務店がどの資料を確認すべきかを考えるきっかけになります。
ポータルで確認できる情報
同社発表によると、2026年9月11日時点で90社・279件のメーカー通知を収録し、そのうち46件は通知書の原本を直接掲載しています。原材料の価格動向や、建材の入手状況を継続的に追う構成です。ただし、この件数や分析はテイガクがまとめたもので、当サイトがすべての個別通知の現行性を確認したものではありません。
見積もりに使う前にメーカー原本へ戻る
一覧は変化を見つける入口として便利ですが、実際の見積金額を決める根拠には、対象メーカーの最新通知と取引条件が必要です。特に品番・仕様、改定の適用日、受注停止の範囲、納期、既存見積の有効期限を確認しましょう。「建材価格が上がる」という広い表現だけで、すべての製品や工事費が同じ割合で変わると判断することはできません。
施主への説明と工事計画で役立つ視点
住宅会社や施工会社は、材料費だけでなく運送費や施工体制、代替品の承認手順も含めて工程を組みます。発注を後回しにすると、仕様変更や納期の調整が必要になる場合があります。施主への説明では、いつの価格・在庫を前提にした見積か、価格変更時にどの段階で再協議するかを明確にしておくと誤解を減らせます。法人向けの窓・サッシ工事の相談については、SYAAの法人・工務店向け案内をご確認ください。
予測と確定情報を分けて読む
ポータルには原材料価格から今後の建材価格を考察する部分もありますが、それは同社の分析・見通しです。個々のメーカーが将来の価格や供給を確約した情報ではありません。公開日が古い通知もあるため、発注前には必ず最新のメーカー資料と販売店の回答を取り直してください。
出典:株式会社テイガク「資材・建材 価格供給動向ポータル」公開の発表(2026年9月11日、企業公式配信)。同社のポータルは確認の入口として紹介します。個別価格はメーカー原本でご確認ください。