SYAA・業界内の動き

木質用接着剤3製品がEPD取得|建材の環境情報開示は調達条件へ

住友ベークライト株式会社のグループ会社である株式会社サンベークは、木質用接着剤3製品について環境製品宣言(EPD)を取得しました。EPDはISO 14025に基づき、原料調達から製造など製品のライフサイクルにおける環境影響を定量化し、第三者検証を受けた情報です。

接着剤は完成後の建物では見えにくい材料ですが、合板や木質パネルの性能と製造に欠かせません。建築物全体のライフサイクルカーボンを算定する動きが広がれば、仕上材だけでなく、接着剤などの構成材料にも確認可能な環境データが求められます。

EPDは「環境に良い」という単純な認証ではない

EPDは特定製品の優劣を一つのマークで示すものではなく、温室効果ガス排出量などの環境負荷を共通ルールで開示する仕組みです。設計者や発注者は同じ条件のデータを組み合わせ、建物全体の環境影響を算定しやすくなります。

住宅・建材事業者が準備したいこと

環境配慮型案件では、採用商品の性能・価格・納期に加え、EPD、原材料、認証書、製造拠点などを問われる場面が増えると考えられます。仕入先から提供される証明書の保存場所と更新日を整理し、提案書や見積書から参照できる状態にしておくことが実務上の第一歩です。

新築オプションや改修工事でも、顧客が環境性能を重視する場合には、完成品だけでなく下地・接着剤まで確認できることが提案力になります。設備・建材をまとめて検討する際は新築オプション工事の総合案内もご覧ください。

出典:住友ベークライト株式会社「株式会社サンベーク、木質用接着剤3製品でEPDを取得」(2026年10月7日)

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