2026年7月17日から18日にかけての大雨で被害を受けた栃木県足利市を対象に、LIXILが住宅設備の初回無料点検を実施しています。対象は水まわりだけでなく、窓・シャッター・玄関・エクステリア・インテリア建材まで広範囲です。
被災後の住宅設備は、外観に大きな損傷がなくても、内部への浸水や電気系統の異常によって後から不具合が出ることがあります。特に電気を使用する製品は自己判断で再使用せず、メーカーや施工店へ確認することが大切です。
今回の初回無料点検の概要
- 対象地域:災害救助法が適用された栃木県足利市
- 実施期間:2026年8月20日から11月30日まで
- 対象製品:浴室、トイレ、洗面化粧台、キッチン、水栓金具、電気温水器、窓、シャッター、エクステリア、玄関、インテリア建材などのLIXIL製品
- 無料の範囲:部品交換の要否や修理可否の診断と、製品・部品の脱着や解体を伴わない初回の簡単な調整作業
点検の結果、部品交換、製品交換、修繕が必要になった場合は有料です。「点検そのもの」と「復旧工事・交換」は別である点を事前に理解しておきましょう。
被災した電気製品は使用前に連絡を
LIXILは、被災した電気製品について、予期しない不具合を起こす可能性があるため使用前の連絡を求めています。電気温水器、シャワートイレ、電動シャッターなどは、乾いたように見えても内部に水分や泥が残っている可能性があります。通電、分解、無理な開閉は避け、安全が確認されるまで使用を控えてください。
住宅地全体の水害対策や事業者が準備すべき内容は、当サイトの住宅市街地の水害対策と2026年度の新制度でも整理しています。
点検を依頼する前に準備したい情報
- 製品名、品番、設置場所を確認する
- 浸水の高さや停電・断水の有無を記録する
- 安全な範囲で被害状況を写真に残す
- 異音、異臭、動作不良がある場合は使用を中止する
- 点検時に部品交換や修理費用の見込みを確認する
取引先企業、工務店、管理会社の皆さまは、入居者や施主から相談を受けた際、メーカー名と品番、被害状況を先に整理しておくと受付が円滑です。人命と周囲の安全を最優先にし、自治体の避難指示や立入制限がある場所では現地確認を急がないでください。
出典・一次情報
出典:株式会社LIXIL「令和8年7月17日から18日にかけての大雨に伴う災害にかかるLIXIL製品の無料点検に関するお知らせ」(2026年8月21日)
LIXIL公式のお知らせ
災害救助法の適用状況:栃木県公式発表(足利市)
本記事は公表資料をもとにSYAAが要点と実務上の注意を独自に整理したものです。最新の受付条件や対応範囲はLIXIL公式情報をご確認ください。