窓や玄関の上に、あとから取り付けられる庇(ひさし)はあります。付くかどうかは、壁の材質と、窓の上の余白で決まります。外壁の中(下地)は見えないため、現地で見て決めます。

金額はこの頁には書かず、写真を見てお伝えします。

昼の戸建ての外壁の一部。1階の同じ壁に、左から掃き出し窓・腰窓・小窓が並んでいる

下の表は、付ける場所ごとに「まず確かめること」と「現地で見て決めること」を並べたものです。

付ける所 まず確かめること 現地で見て決めること
窓(腰高・引違いなど) 窓の上から軒までの余白と、外壁の材質 軒・雨どいとの余白、外壁の中(下地)
掃き出し窓・大きな窓 窓の幅と、左右の壁にある余白 取り合いの防水、外壁の中(下地)
玄関ドア・勝手口ドアの上 前に出せる場所があるか。軒との位置 軒・雨どいとの余白、外壁の中(下地)
シャッター・雨戸のある窓 窓の上の箱の位置と、その上の余白 軒・雨どいとの余白、外壁の中(下地)

どの行にも当たらないとき、ご自分で見ても分からないときは、写真で見てお返しします。

庇が付くかを、写真で見てお返しします

撮っていただくのは、窓(玄関)を少し離れた外から正面に1枚、窓の上の外壁を近くから1枚、窓(玄関)の左右の外壁まで入る横長を1枚の、3つです(撮れたものからで構いません)。ボタンを押すとLINEが開きます。開いたら、そのまま送信してから写真を送ってください。

窓(玄関)の上の写真をLINEで送って、庇が付くかを聞く窓(玄関)の上の写真をLINEで送って、庇が付くかを聞くスマホのカメラで読み取ると、LINEの友だち追加の画面が開きます。追加したら、窓(玄関)の上の写真と「庇が付くか相談したい」のひとことを送ってください。

お電話 0120-1910-13電話受付:平日 9:00〜18:00時間外は、お問い合わせフォームからご連絡ください。翌営業日にご連絡します。

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付くかどうかは「壁」と「窓の上の余白」で決まる

庇がまだ付いていない窓の上の外壁。アルミ枠の引違い窓の上に、横張りの外壁と軒の裏までの余白が見える。
庇が付いていない窓の上の外壁。窓の上から軒の裏までの余白を見ます(イメージ)
サイディングの外壁にある引違いの腰窓で、右横に雨戸をしまう戸袋があり、窓の上には平らな壁が広く空いている。

庇を後から付けるとき、最初に見るのは壁と、窓の上の余白です。ご自分で見てよいのは、外から見える範囲だけです。

最初に見る所は3つ

壁の材質(外から見て分かる範囲で構いません)

窓の上から軒の裏までの余白と、そこにある物

窓の上にあるシャッターや雨戸の箱

見るときは、次の4つを順に確かめてください。

  • ① 壁の材質:サイディング、モルタル、板張りなど、外から見た様子で構いません。
  • ② 窓の上の余白:窓の枠の上の端から、軒の裏までの間に、庇を置く場所があるか。
  • ③ 窓の上にある物:雨どい、換気口、照明、配線など、庇の位置にかかる物がないか。
  • ④ 壁の角:窓の横に外壁の角(出隅・入隅)がないか。

メーカーの公開頁でも、取付けの区分は壁の種類と結びつけて書かれています。たとえば LIXIL の「ユニットひさし スリムアート」の頁では、外壁を仕上げる前に付ける「先付け」と、リフォームに対応できる「後付け」に分けたうえで、取付けの欄に木造・ALC・RC がタイプごとに書かれています。同じ商品名でも、タイプによって付けられる壁が違います。同じ頁には、フラットタイプの出隅・入隅に対応する部材が特注であることも書かれています。

窓の上にシャッターや雨戸の箱がある窓は、箱と庇の位置が重ならないかを見ます。雨戸をシャッターに替える場合に、窓の上の余白を見る話は雨戸をシャッターに替えるのページで読めます。

外壁の中は、写真では分かりません

壁の材質は外から見当を付けられますが、庇を支える壁の中(下地)は見えません。ここは外壁の中(下地)は現地で見て決めますに書いたとおり、現地で見て決めます。

どの写真を撮ればよいかは、写真で相談するに書いています。

庇の形は3つ:板状・腕で支える・ルーバー

窓のすぐ上に小さな庇があり、上の余白が少ない腰窓と外壁の角

庇には、形の違いがあります。ここでは代表的な3つの形で見ます。形を知っておくと、このあとの出幅や、3社の商品の話が読みやすくなります。ほかの形もあります。

庇でできること

雨が窓や玄関にかかりにくくなることがあります。

玄関先で、鍵をあけたり傘をたたんだりする間の雨をしのげます。

夏の高い位置からの日差しを、やわらげることがあります。

一方で、固定された庇は冬の日差しも遮ります。午後の低い角度の西日は、庇だけでは防ぎにくいこともあります(くわしくはよくある質問へ)。

LIXIL の頁では、板状のタイプは均一な厚みですっきりした形、腕で支えるタイプは壁に付けた部品に本体を掛ける構造、羽根状のタイプは夏の日射を遮り冬の日差しを採り入れやすい角度の羽根、と紹介されています。見た目の好みだけでなく、付ける場所と壁、出幅や幅との組み合わせで選びます。

形 向く場所 気をつけること
板状(フラット) 窓まわりに、壁に沿ってすっきり付けたい所 出幅は決まった数字から選びます。冬の日差しも遮ります
腕で支える(アーム) 玄関ドアや勝手口の上など、前に大きく出したい所 壁に付ける部品の位置と強さを、現地で見て決めます
羽根(ルーバー) 夏の日差しを遮りつつ、冬の日差しも採り入れたい窓 採り入れられる日差しは、地域や立地で変わります
窓の上に付いた羽根(ルーバー)状の庇を斜め下から見た外観。羽根のすき間から入る日差しで、窓まわりの外壁に縞の影が落ちている。
羽根(ルーバー)状の庇の例。羽根のすき間から入る日差しが、窓まわりの外壁に縞の影を落とします。(イメージ)

木、ポリカーボネート、布などの素材の庇は、この頁では扱いません。既製のアルミの庇に絞っています。形が決まらなくても、写真で見ます。

出幅(どれだけ前に出すか)の選び方

窓の上に付いた庇を斜め横から見た外観。外壁から前へ張り出した板状の庇の下に、アルミ枠の窓とレースカーテンが見える。
窓の上に付けた庇を横から見た例です。壁から前に張り出した板の下に窓があります(イメージ)
明るい灰色のサイディングの外壁に、白っぽい枠の引違い窓と、縦長で外に開く窓が並んでいる外観

出幅(でばば)は、壁から前に出る庇の長さのことです。「どれだけ前に出すか」と言い換えられます。雨、日差し、庇と窓の間の距離の3つで考えます。

考え方 出幅を大きくすると 出幅を小さくすると
雨 窓や玄関に雨がかかりにくくなる傾向があります 風向きや雨の強さによっては、濡れることがあります
日差し 夏の高い日差しを遮りやすくなります。冬の日差しも遮ります 日差しは入りやすくなります
庇と窓の間の距離 離れていても、影や雨よけの範囲を保ちやすくなります 庇と窓が離れるほど、影や雨よけの範囲は小さくなりがちです
雨の日に庇の先から雨だれが落ち、庇の下のアルミ引違い窓のガラスは濡れが少ない外壁の一部
雨の日、庇の先から雨だれが落ちています。庇の下の窓ガラスは濡れにくくなる例です(イメージ)

出幅は、メーカーごと、タイプごとに決まった数字から選ぶ形が多くなっています。たとえば LIXIL の「スリムアート」の頁には100mmから900mmまでのタイプが、三協アルミの頁には窓用の600mmのタイプと、玄関用の900mmのものが載っています。数字は3社を並べた箱に書きました。

出幅が大きいときの注意

出幅が大きくなると、建築の決まりに関わる場合があります。建築基準法施行令第2条第1項第2号は、ひさしなどが外壁の中心線から水平距離1m以上突き出ているときの、建築面積(建ぺい率を計算するもとの面積)の測り方を定めています(e-Gov法令検索)。測り始めは外壁の面ではなく、外壁の中心線です。LIXIL と三協アルミの頁に載っている出幅は900mmまでですが、実際にどう扱われるかは、敷地や地域の条件で変わるため、現地と自治体の窓口で確かめて決めます。

庇と窓の位置関係は、写真で見当を付けられます。写真で相談するから送ってください。

幅(左右の長さ)の選び方

窓の上に付いた庇を正面から見た外観。2枚引違いのアルミ窓の上で、板状の庇が窓枠の左右より少し外へ張り出している。
窓の上に付けた庇を正面から見た例です。庇の左右が、窓の枠より少し外へはみ出しています(イメージ)
サイディングの外壁の腰窓を左右に並べた写真で、左は窓の横に雨戸をしまう戸袋がある窓、右は同じ窓の上に箱を付けて窓シャッターを半分下ろした窓。

幅は、庇の左右の長さです。雨や日差しは斜めから来ることがあるため、窓や玄関の幅ぴったりではなく、左右に少し広く取る考え方があります。ここでは数字は書きません。

玄関の場合は、ドアの幅だけでなく、ドアの開く向きと、人が出入りする幅も合わせて考えます。窓の左右に戸袋や隣の窓、外壁の角があると、広く取れる幅は限られます。

幅を考えるときの3つ

窓や玄関の幅と、左右の外壁にある余白

外壁の角(出隅・入隅)や、隣の窓との距離

庇の規格の幅に収まるか

幅の規格は、メーカーのカタログや資料に載っています。LIXIL の「スリムアート」の頁には、幅の数字が載っていませんでした。幅の数字は、メーカーの資料でご確認ください。

掃き出し窓やリビングの大きな窓は、窓の幅が広いぶん、規格の幅で足りるか、別の付け方になるかを、メーカーの資料と現地で確かめます。現地で見て決めます。

窓や玄関の左右の外壁が、写真に入っていると、幅の見当を付けやすくなります。大きな窓は写真で幅を見ます。

LIXIL・YKK AP・三協アルミの庇を並べて見る

外壁の上に取り付けた、無地の金属板の庇を斜め下から見た写真
庇の先端のイメージ。メーカーによって形は異なります。(イメージ)

窓や玄関の上に付ける庇は、LIXIL、YKK AP、三協アルミのメーカーに商品があります。社名の頭文字(L・S・Y)の順に並べています。順番に意味はありません。3社とも、同じ4つの項目で並べます。

LIXIL

商品名:ユニットひさし スリムアート。フラット、アーム、ルーバー、100/200の4つのタイプがあります(アームは玄関ひさしとしても使える大きな出幅と書かれています)。

出幅の規格:フラットタイプ:300・400・500・600mm/アームタイプ:600・900mm/ルーバータイプ:300・500mm/100/200:100・200mm

取付けの区分:フラットタイプ:先付け(木造)・後付け(木造)・ALC・RC/アームタイプ:RC・後付け(木造)/ルーバータイプ・100/200:後付け

出典:LIXIL「ユニットひさし スリムアート」バリエーションの各頁(2026年10月27日に確認)

三協アルミ

商品名:ひさしHK型(窓まわり。引違い窓タイプ・勝手口ドアタイプ)、アクセント玄関ひさし(玄関ドア用)。

出幅の規格:ひさしHK型:出幅600mmのタイプ/アクセント玄関ひさし:出幅900mm

取付けの区分:公開頁に書かれていませんでした。メーカーの資料で確かめて、現地で決めます。

出典:三協アルミの「ひさしHK型」「アクセント玄関ひさし」の各商品頁(2026年10月27日に確認)

YKK AP

商品名:コンバイザー。

出幅の規格:メーカーの資料で確かめて、現地で決めます。

取付けの区分:メーカーの資料で確かめて、現地で決めます。

出典:YKK AP の公式商品頁をご確認ください。

どれが良いかは、壁と大きさで決まります

どのメーカーのどのタイプが付くかは、壁の種類と、付ける場所の大きさで変わります。外壁の中(下地)を見てから決めるため、現地で見て決めます。

どれで付けるかは、写真で相談するから、窓や玄関の写真を送ってください。壁と大きさを見てから、一緒に考えます。

外壁の中(下地)は現地で見て決めます

板状の外壁の表面を近くで撮った写真。板のつなぎ目の目地が横に1本通っている
板状の外壁の表面です。外から見えるのは表面だけで、壁の中の柱や下地は見えません(イメージ)
年月のたった外壁に付いた古いアルミの引違い窓と網戸を外から撮った写真

外壁の表面をいくらよく見ても、壁の中の柱や下地、防水の様子は見えません。庇の取付けは、この見えない所に関わるため、推測では決められません。「この壁なら付く」と、この頁では言い切りません。

庇は、風や雪の重みを、取付けた壁で受け止めます。LIXIL の頁にも、耐風圧強度と耐荷重強度が載っています。受け止める壁の側(下地)がどうなっているかが、付くかどうかを左右します。また、雨水は壁の表面を伝って、庇と壁の境目に入りこむことがあります。境目の防水は壁の仕上げごとに違うため、外から見ただけでは決めません。

現地で見て決めること

取付けの強さが取れる位置(柱や下地がどこにあるか)

外壁と庇の取り合いの防水(雨水が壁を伝って庇の下に回らないか)

窓まわりの配管や換気口の位置

写真で分かること 現地でないと分からないこと
壁の材質の見当(外から見える範囲) 外壁の中(下地・柱の位置)
窓の上から軒までの余白 取付けの強さが取れるか
雨どい・換気口・照明の位置 外壁と庇の取り合いの防水
窓の幅と、左右の外壁の余白 窓まわりの配管など、見えない部分

自分で付けられるかを探される方も多いと思います。外壁に穴を開けることになり、雨水の入り方と下地の強さを見る仕事でもあるため、この頁には取付けの手順を載せていません。手を付ける前に、写真で一度ご相談ください。

写真で見当を付けられることは、お返しします。次の「写真で相談する」へ進んでください。

写真で相談する

庇が付いていない窓を、窓の上の外壁と軒、左右の外壁まで入れて正面から撮った見本写真
撮っていただく画角の見本です。窓の上の外壁と軒、左右の外壁まで入るように、まっすぐ正面から撮ります(イメージ)

付きそうかどうかは、写真でも見当を付けられます。スマートフォンで撮った3枚で足ります。撮れたものからで構いません。

1離れた外から、窓(玄関)を正面に窓(玄関)の上の外壁と軒まで入るように、まっすぐ正面から撮ります。

2窓の上の外壁を、近くから外壁の材質が分かるように、窓の上の外壁を近くから撮ります。

3窓(玄関)の左右の外壁まで入る横長左右の外壁の余白が分かるように、横長で撮ります。家全体や表札は写さないでください。

写真を見て、お返しするのは次のことです。

  • 付きそうか
  • どのくらいの大きさか
  • 現地で見ること(外壁の中〔下地〕など)

庇が付くかを、写真で見てお返しします

撮っていただきたいのは、上の3枚です。全部そろわなくても、撮れたものからお送りください。付きそうか、どのくらいの大きさか、現地で見ることをお返しします。ボタンを押すとLINEが開きます。開いたら、そのまま送信してから写真を送ってください。

窓(玄関)の上の写真をLINEで送って、庇が付くかを聞く窓(玄関)の上の写真をLINEで送って、庇が付くかを聞くスマホのカメラで読み取ると、LINEの友だち追加の画面が開きます。追加したら、窓(玄関)の上の写真と「庇が付くか相談したい」のひとことを送ってください。

お電話 0120-1910-13電話受付:平日 9:00〜18:00時間外は、お問い合わせフォームからご連絡ください。翌営業日にご連絡します。

受付は平日 9:00〜18:00 です。時間外も LINE は送れます。翌営業日にご返信します。

フォームで送る(連絡方法をメールにもできます)

訪問後の追客営業は行っておりません。対応エリアは埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県、茨城県・栃木県・群馬県の関東一円です。

頼む前に確かめたい3点

窓の上と外壁の写真だけで、先に見立てを返してくれるか

外壁の中(下地)は、現地で見て決めると言ってくれるか

ひとつの商品だけでなく、ほかの選び方も示してくれるか

よくある質問

費用はどれくらいかかりますか
このページには金額を載せていません。庇の大きさ、付ける場所、外壁の状態で、内容が大きく変わるためです。写真を見て、付くか、どのくらいの大きさかをお伝えしてから、お見積もりをお出しします。
自分で付けられますか
外壁に穴を開けることになり、雨水の入り方と下地の強さを見る仕事でもあるため、この頁には取付けの手順を載せていません。手を付ける前に、写真で一度ご相談ください。
庇を付ければ、西日は防げますか
防ぎやすい日差しと、防ぎにくい日差しがあります。高い位置からの日差しはやわらげやすい一方、午後の低い角度の西日は、庇だけでは防ぎきれないことがあります。西日の考え方は鴻巣市の西日対策の記事、日よけの比べ方は外付けの日よけの比べ方で読めます。
シャッターや雨戸のある窓にも付けられますか
付けられるかは、窓の上の箱の位置と余白を見て、現地で見て決めます。雨戸をシャッターに替える場合に、窓の上の余白を見る話は雨戸をシャッターに替えるのページにあります。
出幅が大きいと、建築の申請が要りますか
要るかどうかは、出幅だけでなく、敷地や地域の条件でも変わるため、この頁では言い切れません。考え方は、③の注意の箱に書いたとおりです。現地と自治体の窓口で確かめて決めます。カーポートや物置の場合は建築確認の考え方で読めます。
板金で作る庇や、屋根の修理もできますか
板金で作る庇や、屋根の修理は、この頁では扱いません。

写真で相談する/エクステリアの商品

記載の商品名は各社の商標または登録商標です。

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