YKK APとサイキンソーは、断熱窓リフォームによる住環境の変化と健康指標の関係を調べる「ヘルスケア・リノベーション」の実証に取り組みます。東京都環境公社のアクセラレーター事業に採択され、2026年10月から2028年3月まで、改修前後の温熱環境や腸内フローラなどを調査する計画です。
実証で調べる内容
窓を断熱化すると、室温の安定、窓際の冷気低減、結露抑制などが期待されます。今回の実証では、こうした住環境の変化と、生活者の健康に関するデータを組み合わせて分析します。
ただし、現時点で「窓交換だけで特定の健康効果が得られる」と確定したわけではありません。研究の設計、対象人数、生活習慣などの条件を踏まえ、結果を慎重に読む必要があります。
断熱窓を検討する際の実務ポイント
室温差を小さくする
冬の居室と廊下・脱衣所の温度差は体への負担につながります。窓だけでなく、暖房計画、換気、日射取得、カーテンとの組み合わせまで考えることが重要です。
結露の原因を分ける
内窓や高断熱窓は表面結露の抑制に役立ちますが、湿度が高い、換気が不足する、壁内に水分が入るなど別の原因もあります。施工前に現況を確認しましょう。
効果を数字で確認する
改修前後の室温や湿度、光熱費を記録すると、体感だけでなく客観的に効果を見やすくなります。複数室を同じ条件で測ると、優先順位の判断にも使えます。
SYAAの見方
窓の断熱改修は住環境改善の有力な手段ですが、健康効果を過度に断定せず、建物性能と暮らし方を合わせて説明することが大切です。
内窓・断熱改修の効果を確認するページでは、地域や住まいに応じた選び方を案内しています。
出典
発行元:YKK AP株式会社/発表日:2026年9月25日/見出し:「ヘルスケア・リノベーション」実証開始
YKK APの公式発表