結論から言うと、LIXILの内窓「インプラス」は2026年10月1日受注分から平均10%程度の値上げになりました。現在メーカーへ発注する内窓は、改定後の価格が基準です。このページでは、LIXILが公表している一次情報をもとに、値上げの中身と「値上げ後にどう判断するか」を、サッシ歴60年以上の自社施工店として解説します。
当社の施工実績の中央値は内窓の価格|窓1本あたり約72,000円(工事費込み)に載せています。改定前の実績にもとづく数字ですので、改定後のお見積りと比べる目安としてご覧ください。
2026年10月1日から、内窓は何がいくら上がったのか
LIXILは2026年5月18日(2026年7月13日に一部改定)に「建材・設備機器のメーカー希望小売価格の一部改定について」を発表しました。住宅サッシ・ドアのカテゴリは2026年10月1日受注分より、カテゴリ全体で平均13%程度の改定です。
このうち、内窓を含む「住宅サッシ リフォーム」の商品群は次のとおりです。
| 区分 | 主な対象商品 | 改定率 |
|---|---|---|
| 住宅サッシ リフォーム | インプラス/リプラス/リプラスマンション用/リプラスマンション用防火戸/リフレム/リフォームシャッター/取替シャッター/リフォーム網戸/雨戸一筋/スタイルシェード | 平均10%程度 |
| サッシ | EW・EW防火戸・レガリス/TW・サーモスⅡH・サーモスL・サーモスA・LW ほか | 平均10%程度 |
| 窓まわり | シャッター/網戸/面格子(一部平均20%程度)/スリムアート/手すり ほか | 平均10%程度 |
| 玄関ドア | ジエスタ2/グランデル2/XE/プレナスX ほか | 平均10%程度 |
| 上記を除く住宅サッシ・ドア全商品 | — | 平均20%程度 |
いずれも2026年10月1日受注分よりの適用です。出典はLIXIL「建材・設備機器のメーカー希望小売価格の一部改定について」(2026年5月18日発表/2026年7月13日一部改定)。最新の対象商品・改定率は必ずLIXILの公式資料でご確認ください。
「インプラスは値上げ対象外」という情報は誤りです
一部のブログやまとめ記事に「インプラスだけは据え置き」という記述が見られますが、LIXILの公式資料ではインプラスは明確に改定対象に含まれています。誤った前提で判断すると、想定外の見積額になりかねません。当店では必ずメーカーの一次資料を確認したうえでご案内しています。
値上げ後こそ、補助金を取りこぼさないことが大事な理由
国の先進的窓リノベ2026事業の補助額は、窓のサイズと性能グレードごとに決まった定額です。製品が値上がりしても、もらえる補助額は増えません。
つまり値上がりした分は、そのまま自己負担の増加になります。だからこそ値上げ後は、もらえるはずの補助金を1円も取りこぼさないことが、自己負担を抑えるいちばん確実な方法になります。
製品代ベースでの影響額の目安
上がったのは製品のメーカー希望小売価格です。内窓工事の費用は「製品代+施工費」で構成されるため、総額がそのまま10%上がるわけではありません。製品代部分だけを取り出すと、影響額の目安は次のようになります。
| 製品代(改定前) | 改定後(平均10%) | 差額=自己負担の増加 |
|---|---|---|
| 20万円 | 22万円 | +2万円 |
| 40万円 | 44万円 | +4万円 |
| 60万円 | 66万円 | +6万円 |
※ 改定率は「平均」であり、商品・サイズ・仕様によって上げ幅は異なります。総額への影響はお見積りの内訳によって変わりますので、正確な金額は無料現地調査後のお見積りでご提示します。
取りこぼしやすい3つのポイント
- 性能グレード:内窓で補助の対象になるのはUw1.5以下(SS・Sグレード)の製品だけです。グレード選びを誤ると補助対象外になり、値上げ分より大きな差になります。
- 期限:国の窓リノベは2026年11月16日まで予約申請できます。交付申請と工事の完了は2026年12月31日までです。
- 申請できる業者:申請は事前に登録した事業者しか行えず、お客様が直接申請することはできません。当店は登録事業者として申請まで対応しています。
補助金の考え方は内窓の補助金2026|いくらもらえる?で詳しく解説しています。
9月中にご契約・お見積りの方へ

「受注分」とは、施工店がLIXILに製品を発注した日を指します。お客様と施工店とのご契約日ではありません。9月中にご契約済みでも、メーカーへの発注が10月1日以降になった場合は改定後の価格が基準になります。ご契約中の工事がどちらに当たるかは、施工店にご確認ください。
9月以前に受け取ったお見積書は、記載の有効期限をご確認ください。改定日をまたぐ場合は再見積りになることがあります。他社の値上げ後のお見積りをお持ちいただければ、補助金込みの実質負担で出し直します。内容の妥当性を見るセカンドオピニオンとしてもご相談いただけます。
YKK AP・他メーカーの改定状況
価格改定の時期はメーカーごとに異なります。三協アルミは2026年10月1日受注分から改定されました(アルペン2・トリプルアルペン2は12月1日受注分から)。YKK APは、公式発表では住宅用商品が2026年10月1日(実施済み)及び11月1日、エクステリア商品が12月1日の受注分から改定されます。改定日の前と後では同じ工事でも金額が変わるため、YKK AP製品のお見積りをお持ちの方は、見積もりの日付と、どの時点の価格を基準にしているかをご確認ください。春の改定(2026年5月1日・6月1日ご発注分から)はYKK AP製品 価格改定(値上げ)およびオーダー係数変更のお知らせでご案内しています。
当店はYKK APプラマードU、LIXILインプラス、三協アルミプラメイクEⅡなど主要メーカーを取り扱う自社施工のサッシ専門店です。特定メーカーに縛られないため、改定後の価格を横並びで比較したうえで、そのタイミングで最も条件の良い製品をご提案できます。
それでも「急がない」判断が合理的なケース
値上げがあったからといって、急いで契約することが必ずしも正解とは限りません。次のような場合は、無理に今決める必要はないと考えています。
- 補助金の要件を満たす製品構成がまだ固まっていない:グレード選定を誤ると補助対象外になり、値上げ分より大きな差になります。
- 大規模リフォーム全体の一部として内窓を検討している:他工事との順序が決まっていない段階で内窓だけ先行させると、後で手戻りが出ることがあります。
- 予算の確保が次年度になる:無理な資金計画で前倒しするより、次年度の補助制度とあわせて設計し直したほうが総額が下がることもあります。
当店は「補助金があるうちに今すぐ」と一律にお勧めすることはしません。お住まいの状況とご予算をうかがったうえで、急ぐべきか待つべきかを正直にお伝えします。内窓そのものへの不安がある方は内窓は後悔する?デメリット・効果なしと言われる本当の理由もあわせてご覧ください。
内窓の値上げ2026 よくあるご質問
値上げ後でも内窓をやる価値はありますか?
あります。上がったのは製品代で、平均10%程度です。内窓は断熱・防音・結露対策の費用対効果が高く、補助金を使えば値上げ後でも十分に検討する価値があります。判断材料として内窓の工事費込み価格もご覧ください。
値上げに合わせて補助金も増額されますか?
増額されません。先進的窓リノベ2026事業の補助額は、窓のサイズと性能グレードごとの定額です。製品価格が上がっても補助額は変わらないため、差額はそのまま自己負担になります。
次の価格改定はいつですか?
2026年10月1日の改定のあとの予定は、LIXILから公表されていません(2026年10月1日時点)。当店では各メーカーの発表を確認するたびにサッシ・建材の値上げ年表2026へ追記していますので、あわせてご確認ください。
インプラス以外の内窓なら値上げしませんか?
メーカーごとに改定時期が異なります。三協アルミは2026年10月1日受注分から改定されました。YKK APは住宅用商品が2026年10月1日(実施済み)及び11月1日の受注分から改定されます。お見積りの日付と価格の基準をご確認ください。当店では製品選定の段階で、各メーカーの最新価格を比較してご案内します。
値上げ後の判断も、まずは無料の現地調査から
当店は埼玉県内の自社サッシ職人による施工で、サッシ歴は60年以上。国の先進的窓リノベ2026事業の登録事業者として、対象製品の選定から申請書類の作成までワンストップで対応しています。
「値上げ後の見積もりが妥当か見てほしい」「補助金の期限に間に合うか知りたい」だけのご相談でも構いません。現地調査は最短でご連絡の翌日に伺います。現地調査・お見積りは無料です。お電話・メール・LINEからお気軽にご連絡ください。
エリア別の対応状況・各市の補助制度は内窓工事の対応エリア一覧からご確認いただけます。
本ページの価格改定情報は2026年10月1日時点でLIXILが公表している資料に基づいて作成しています。対象商品・改定率・実施時期は変更される場合がありますので、最終的な判断の前に必ずメーカーの最新情報をご確認ください。補助金の期限・条件は先進的窓リノベ2026事業の公式サイトでご確認ください。
📅 メーカー別の価格改定を1ページにまとめています
LIXIL・YKK AP・三協アルミの実施日と改定率を時系列で整理し、発表があるたびに追記しています。個別の記事より全体像がつかみやすくなっています。





