ダイキン工業株式会社は、ルームエアコン「うるさらX(Rシリーズ)」の2027年モデルを2026年11月1日に発売します。睡眠時の冷えすぎや風の不快感を抑える「微風おやすみ運転」と、低外気温時の暖房能力を高める「ヒートブースト制御(外気温連動)」を搭載します。
睡眠時の快適性を高める新機能
就寝中は体温や室温が変化するため、強い冷風が続くと冷えすぎや乾燥感につながることがあります。微風で温度を整える機能は、風を直接当て続けない空調計画を考えるうえで注目されます。
低外気温時の暖房を強化
外気温に応じて暖房制御を高めることで、冬の立ち上がりや寒冷時の能力低下へ対応します。ただし、必要能力は地域、部屋の広さ、窓面積、断熱性能で変わるため、畳数表示だけで決めないことが重要です。
高気密・高断熱住宅での注意点
- 小さな負荷で安定運転できる機種を選ぶ
- 室外機の吸込・吹出スペースを確保する
- 窓の日射取得と遮熱を合わせて考える
- 換気設備とのバランスを確認する
窓からの熱負荷を抑えることも空調効率に直結します。詳しくは内窓による断熱対策をご覧ください。
機種選定では「最大能力」より住まいの条件を確認
空調の効き方は、カタログに記載された畳数だけでは決まりません。同じ広さでも、窓の大きさと方位、天井高、最上階かどうか、断熱材やサッシの仕様、家族の在室時間によって冷暖房負荷は変わります。とくに高断熱住宅では能力が大きすぎる機種を選ぶと、短時間で設定温度へ達して停止と再運転を繰り返し、除湿感や体感温度が安定しにくい場合があります。
「うるさらX」の新制御を検討する際も、猛暑時の冷房能力、冬の立ち上がり、夜間の微風運転を住まいの使い方と照らし合わせることが大切です。寝室ではベッドへ風が直撃しない位置、リビングでは吹き抜けや階段への空気流出も含め、設計図の段階で室内機位置を確認すると失敗を減らせます。
性能を長く保つための設置・手入れ
室外機の前後に十分な通風空間がない、直射日光や積雪の影響を強く受ける、配管距離が長いといった条件では、本来の能力を発揮しにくくなります。フィルター清掃やドレン排水の確認も、冷房効率と漏水予防に欠かせません。機能の多さだけで比較せず、設置条件、清掃のしやすさ、将来の点検スペースまで含めて見積もりを確認してください。
出典
ダイキン工業株式会社、2026年9月24日「ルームエアコン『うるさらX(Rシリーズ)』新発売」
ダイキン公式発表