住宅会社・工務店向けの来場集客ツール「KengakuCloud」を提供するビズ・クリエイションは、2026年7月に導入企業157社を対象とした定点調査を実施しました。前年同時期と比べて直近3か月の集客が減ったと答えた企業は52.2%で、2026年1月調査に続き過半数でした。一方で、集客が減った企業の37.8%は受注を維持または増加しています。来場数だけでは受注状況を読み切れないことが分かる結果です。
調査で示された数字
集客減の回答は2025年7月の44.5%から2026年1月の51.5%、今回の52.2%と推移しました。受注が減ったという回答は全体の38.9%で、集客減の割合とは13.3ポイント差があります。集客減と回答した企業に限ると、受注が増加17.1%、横ばい20.7%、減少62.2%でした。37.8%という数字は前二者の合計です。
「集客減でも受注維持」をどう読むか
来場者が減っても受注を保てた理由を、この調査だけで断定することはできません。調査対象はサービス導入企業であり、業界全体を無作為抽出した統計ではない点にも注意が必要です。それでも、来場数の増減と契約数の増減が必ずしも一致しないという観察は、営業の見直しに役立ちます。問い合わせから来場、商談、見積、契約までの段階別に数字を確認すると、どこで機会を失っているかを捉えやすくなります。
窓・設備の提案で確認したいこと
新築や改修では、最初の相談時に予算だけでなく、暑さ・寒さ、結露、防犯、家事動線など生活上の課題を聞き取ることが重要です。例えば内窓や水回りをオプションとして提案するなら、本体価格と施工費を分け、採用時の効果と制約を説明します。提案の質を高めることは有効な取り組みですが、特定の施策で受注が増えると今回の調査が証明したわけではありません。工務店・法人向けの窓工事についてはSYAAの法人・工務店向け案内もご参照ください。
まとめ
工務店の集客環境には厳しさが見られる一方、受注を維持する企業もあります。自社では来場数だけでなく、相談内容、見積提出率、採用されたオプション、受注率を継続的に確認し、顧客の課題に合った提案へつなげることが大切です。
出典:株式会社ビズ・クリエイション「<工務店定点調査2026>集客減52.2%、2期連続で過半数」(2026年9月16日発表)。発表資料。調査は2026年7月6~29日、KengakuCloud導入企業157社へのオンラインアンケートです。