南や西向きの窓際で、床や家具、カーテンの色があせてきた。カーテンを替えれば済むのか、窓のほうを考える話なのか。迷われる方は多いようです。先にお伝えすると、窓の側の手で色あせの進み方を弱められる場合はありますが、完全に止められるとは言えません。この記事では、窓側でできる手の違いを一覧で並べ、内窓(Low-Eガラス)に何ができて何ができないかをまとめました。
この記事の要点
- 色あせには紫外線だけでなく、可視光や熱も関わると一般に言われています。
- 窓側の手(カーテン・フィルム・外の日除け・内窓)は、それぞれ得意なことと、できないことが違います。
- すでに出てしまった色あせは、窓の手では元に戻りません。
日焼けが出ている窓の写真を、LINEで送れます
日焼けが出ている窓と床が一緒に写る写真を1枚送っていただくと、内窓が合うかを当社が確かめてお返事します。
LINEで窓の写真を送って聞くLINEで窓の写真を送って聞く
パソコンの方は、LINEで @679uvyfs を友だち追加して、「【日焼け相談】日焼けが出ている窓と床の写真を送って、内窓が合うか確かめたいです」と書いてから、窓の写真を送ってください。
先に答え:日焼けは紫外線だけが原因ではありません
窓際の床や家具、カーテンの色あせは、一般に紫外線だけでなく、可視光や熱も関わると言われています。そのため、窓の側で紫外線を弱めても、色あせがまったく起こらなくなるとは言えません。長く敷いたラグを外すと、その形のとおりに床の色が違って見えることがありますが、これは日の当たり方の差がそのまま跡になった例です。
窓側でできる手は、大きく4つあります。カーテン、窓ガラスのフィルム、外の日除け、内窓です。それぞれ得意なことと、できないことが違うため、比べる表にまとめました。
窓際のどこが、どの向きで傷みやすいか
傷みやすさは、窓の向きと、窓の大きさで変わります。掃き出し窓のように床まで届く大きな窓では、日が床の奥まで入りやすく、窓際の床だけでなく、置いてある家具の窓側の面も日に当たります。下の表は目安です。庇(ひさし)の出方、隣の家、庭の木などで実際は変わります。
2026年11月4日時点の一般的な目安です。時間や期間の数字は載せていません。
| 窓の向き | 日の当たり方の目安 | 傷みやすい所の例 |
|---|---|---|
| 南 | 日中を通して長く日が入ります。冬は日が低くなり、部屋の奥まで届きます。 | 窓際の床、窓側のカーテン、家具の窓側の面 |
| 西 | 午後から夕方に、強い日が横から入ります。夏は暑さも気になります。 | 窓際の床、午後に日が当たる家具の面 |
| 東 | 午前に日が入ります。午後は当たりにくくなります。 | 朝に日が当たる床や家具の面、カーテン |
| 北 | 直接の日差しは少なめです。ただ、明るい窓では起こらないとは言えません。 | 窓際のカーテンなど |
窓側でできる手を比べる:カーテン・フィルム・外の日除け・内窓
どの手にも、向く場面と、できないことがあります。費用や商品の比較はここでは扱わず、「何ができて、何が難しいか」だけを並べました。
2026年11月4日時点の一般的な整理です。商品ごとに性能は異なるため、表示は各商品でご確認ください。
| 手 | できること | できないこと・気をつけること | 賃貸・工事 |
|---|---|---|---|
| カーテン(遮光、UVカット表示のレース) | 室内に入る日差しをさえぎります。UVカットの表示は商品ごとに確かめます。 | 開けている間は効きません。閉めると暗くなります。カーテン自体も傷みます。 | 工事は要りません。 |
| 窓ガラスのフィルム | ガラスの面で、日差しや紫外線を弱めます。 | 窓の種類によっては貼れないことがあります。 | 貼ってよいか、管理会社などに確かめます。 |
| 外の日除け(すだれ・シェード・オーニング) | 日差しがガラスに届く前にさえぎります。夏の高い日差しに向きます。 | 風の強い日は片づけが要ります。冬の低い日は入り方が変わります。 | 置くだけのものは工事不要、常設は工事の話になります。 |
| 内窓(Low-Eガラス) | 室内側にもう1枚窓を付け、ガラスで日差しや紫外線の通り方を変えます。 | 可視光でも色は褪せることがあります。窓の外側の日除けとは働きが違います。 | 工事が要ります。賃貸は持ち主の許可が先です。 |
たとえば、まず手軽に試したいならカーテンやレース、夏の日差しを窓の外でさえぎりたいなら外の日除けが向きます。窓全体で考えたい場合に、フィルムや内窓が候補に上がります。フィルムの効き目については窓用フィルムの解説に、カーテンについては遮光・断熱カーテンの記事にまとめています。遮熱と断熱の違いはこちら、夏の暑さへの対策全般は夏の窓の暑さ対策をご覧ください。
内窓(Low-Eガラス)でできること・できないこと
内窓は、今ある窓の室内側にもう1枚、窓を付ける工事です。ガラスにLow-E(低放射)の加工をしたものを選ぶと、日差しの通り方が変わります。メーカーの公開ページには、遮熱タイプの内窓について「紫外線も大幅に遮断」と書かれたものがあります(2026年11月4日時点)。ただ、紫外線の通りにくさを示す数字は、ここでは載せません。商品や測り方によって変わるため、気になる商品の仕様は、メーカーの資料でご確認ください。
ガラスの種類によっても、日差しの入り方は変わります。一般的な複層ガラス、Low-Eガラス、遮熱タイプのLow-Eガラスでは、日差しの通り方が違います。Low-Eガラスの仕組みやガラスの種類の解説もあわせてご覧ください。
内窓でも、できないこと
- 可視光でも色は褪せることがあるため、内窓を付けても、家具が色あせなくなるとは言えません。
- すでに出た色あせを、元に戻すことはできません。
- 外の日除けのように、日差しをガラスに届く前にさえぎる働きはありません。
当社の内窓の考え方は内窓の完全ガイドにまとめています。
もう日焼けが出ているとき:窓の手でできることと、そうでないこと
窓側の手は、これからの色あせの進み方を弱めるための手で、すでに出た色を戻す手ではありません。床の補修や張り替えは、別の専門の領域になります。当社は窓まわりの工事を行う会社のため、床の補修は請けておりません。
窓側ではない手として、ラグを敷く、家具の置き場所を変えるといった方法もあります。賃貸にお住まいの場合は、手を入れてよい範囲が決まっていますので、賃貸でできる窓の断熱の記事もご覧ください。
写真を送って、内窓が合うか聞く
内窓が合うかは、お宅の窓を見ないと分かりません。次の写真をLINEで送っていただければ、当社が確かめてお返事します。まずは1枚だけでも構いません。分かる範囲で、次も添えていただけると確かめやすくなります。
- 日焼けが出ている窓と、窓際の床(または家具)が一緒に写る写真を1枚
- 窓の外側(庇やバルコニーの有無)が分かる写真
- 窓の向き(南・西など)
窓が複層ガラスか1枚ガラスか分からなくても構いません。写真を見て、窓の側でできる手のうち、内窓が合うかを、当社がお答えします。
日焼けが出ている窓の写真を送る
LINEで窓の写真を送って聞くLINEで窓の写真を送って聞く
LINEが開いたら、そのまま「送信」を押してから、窓の写真を送ってください。
パソコンの方は、LINEで @679uvyfs を友だち追加して、「【日焼け相談】日焼けが出ている窓と床の写真を送って、内窓が合うか確かめたいです」と書いてから、窓の写真を送ってください。
よくある質問
窓際の日焼けに、窓でできることはありますか
あります。カーテン、フィルム、外の日除け、内窓といった窓側の手で、色あせの進み方を弱められる場合があります。ただし、完全に止められるとは言えません。それぞれの違いは比べる表をご覧ください。
内窓を付ければ、家具は色あせませんか
そうとは言えません。可視光でも色は褪せることがあります。メーカーの公開ページに遮熱タイプの内窓について「紫外線も大幅に遮断」と書かれたものがありますが、色あせが起こらなくなるという意味ではありません。
賃貸でもできる手はありますか
カーテンやレース、置くだけの日除けのように、工事を伴わない手があります。フィルムや内窓は、持ち主や管理会社への確認が先になります。
窓の向きで違いますか
違います。南向きは日中を通して、西向きは午後から夕方に日が入りやすい傾向があります。庇や隣家でも変わるため、目安としてお考えください。
すでに日焼けした床は戻りますか
窓側の手では戻りません。窓の手は、これからの進み方を弱めるためのものです。補修や張り替えは別の専門の領域になります。





