東京都の内窓補助金について、いちばん多い取り違えが「申請は工事店がやってくれるもの」という前提です。国の制度と、東京都の制度では、申請する人が違います。
国は工事店、都はご本人です
国の先進的窓リノベ事業は、お施主様が申請することはできません。登録事業者だけが申請でき、補助金もいったん事業者に支払われて、そこからお施主様に還元される仕組みです。だから「うちは申請できません」という工事店は、その制度では使えません。
東京都の制度は、逆です。お施主様ご本人の申請になります。事業者が代行できない形のものが多く、電子申請の場合はご自身でアカウントを作るところから始まります。
この2つは併用できる場面があります。そのとき、片方は工事店、片方はご自身、と手続きが二重に走ります。「誰がいつ出すのか」を最初に整理しておかないと、片方だけ出し忘れます。
間に合わなくなるのは、たいてい順番です
補助金でつまずく原因は、条件を満たしていないことより、手続きの順番を間違えたことのほうが多いと感じています。
多くの制度は着工前の申請や事前手続きを求めます。工事が終わってから「補助金を使いたい」と言っても、そこからは戻れません。契約前・着工前のどの時点で何を出すのかは、制度ごとに違います。
誰が申請するのか、いつまでに何を出すのか、工事店に何を確認しておけばよいのかは、内窓の補助金は自分で申請できるのかに、国と自治体を分けて整理しています。業者に確認しておく項目もそちらにあります。
お住まいの区市町村の制度も重なります
東京都では、国・都に加えて、区市町村が独自の制度を持っている場合があります。金額の主役は国ですが、区市町村の制度は対象工事や事業者の条件が細かく、上限額も窓1つあたりの定額だったり、工事費の何割だったりと、形がばらばらです。
お住まいの自治体でどの制度が使えるかは、東京都の内窓工事に区市町村ごとにまとめています。
補助額の見込みだけ先に知りたい場合は、補助金シミュレーターに窓の数と大きさを入れるのが早いです。
制度の内容と受付状況は変わります。実際に申請される前に、必ず各制度の公式ページでご確認ください。
動画のBGM:Otologic(CC BY 4.0)
動画内の数値は各自治体・各メーカーの公表値です。時点は動画内に表示しています。