ホーム › 窓・サッシの不具合ガイド › 部品が廃番で見つからない
メーカーに問い合わせたら「その部品はもう作っていません」と言われた。ホームセンターでは合うものが見つからない。ここで「窓ごと交換するしかない」と言われて、そのまま交換されてしまう方が少なくありません。ですが、廃番の部品でも直せることは実際にはよくあります。当社は建材の卸売も行っているため、その調べ方をそのまま書きます。
「廃番」には3つの意味があります
| 状態 | 実際のところ | できること |
|---|---|---|
| 後継品に切り替わっただけ | 形は変わっているが、同じ用途の現行品がある。取り付け寸法が同じなら問題なく使えます | 後継品を特定して手配 |
| 生産終了だが流通在庫がある | メーカーには無くても、問屋や販売店の在庫が残っていることがあります | 在庫の照会 |
| 完全に入手できない | 本当に手がない場合。それでも汎用品や加工で対応できることがあります | 汎用部品での代替、または部分的な交換 |
メーカーの窓口で言われる「廃番」は、多くの場合1つ目か2つ目です。後継品があるのに、問い合わせ方によっては「ありません」で終わってしまうことがあります。
まず、品番を特定します
この4つのどれかが見つかれば、たどれます
- サッシに貼られたシール。窓を開けたときの框(かまち)の側面、または下枠に、メーカー名とシリーズ名・製造年が入ったシールが貼ってあります。まずここを探してください。
- 部品そのものの刻印。戸車や網戸戸車には、樹脂部分に小さく品番が入っていることがあります。
- 現物の寸法。ネジ穴の間隔、部品の全長、車輪の径。この3つがわかれば、適合品を絞り込めます。
- 建物の竣工年。年式がわかると、その時期のシリーズまで絞り込めます。
写真を撮るときのお願い
お問い合わせいただく際は、(1)窓の全体(2)不具合のある部品の寄り(3)サッシのシールの3枚をいただけると、その場でお答えできることが増えます。寸法を測っていただく場合は、定規を当てた状態で撮っていただけると確実です。
当社が調べられること
当社はサッシの施工会社であると同時に、建材の卸売を行う商社です。そのため、メーカーの現行品リスト・後継品の情報・問屋の在庫にあたることができます。網戸・サッシ部材については、取り扱いのある品番をデータベースとして公開しています。
また、主要メーカーのサッシ・網戸・シャッターを横断して扱っているため、「このメーカーは扱っていないので」で終わることがありません。
それでも部品がない場合
正直に申し上げると、本当に手がないケースもあります。とくに、すでに事業を終えたメーカーの製品、40年以上前の特注品などです。その場合は次の選択肢になります。
- 汎用部品での代替。寸法が合えば、他社の汎用品で機能を回復できることがあります。
- その部分だけの交換。網戸なら網戸だけ、障子(動く窓の部分)だけを作り替えるなど、窓全体を替えずに済む方法があります。
- カバー工法での窓交換。壁を壊さず、既存の枠の上から新しい窓を被せる方法です。1日で終わり、断熱性能も上がります。国と自治体の補助金が使える場合があります。
どれが妥当かは、部品の入手可否と窓の状態、そしてあと何年その窓を使うかで変わります。直せる場合は「直したほうがよい」とお伝えします。交換ありきのご提案はしません。
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部品の品番がわかると、話が一気に早くなります。
サッシの部品は、同じメーカーでもシリーズと年式で形が違います。品番さえ特定できれば、廃番かどうか・代替品があるかまでその場で判断できます。当社は網戸・サッシ部材の品番データベースを公開しています。
直せるかどうか、写真を見れば大体わかります。
サッシ歴60年以上・自社職人のサッシ専門店です。症状のお写真をお送りいただければ、部品交換で済むのか、窓ごとの交換が要るのかをお伝えします。現地調査・お見積もりは無料、訪問後の追客営業は行っておりません。
今回のことが片づいたら
同じことをもう一度起こさないために、いまのうちに品番を控えておく方法をまとめました。メーカー・品番・設置年・施工会社・保証書の5つで十分です。窓の品番は、必要になってからでは遅い|控えておくべき5つと残し方