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窓の品番は、必要になってからでは遅い|控えておくべき5つと残し方

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部品が廃番だと言われたというご相談で、一番困るのは「品番が分からない」という状態です。当店は建材の卸売も行っていて数千品番のデータベースを持っていますが、そのデータベースも、品番が分からなければ引けません。「調べ方」を書いた記事はたくさんありますが、ここでは困る前に控えておくことを書きます。

なぜ「後から調べる」と詰むのか

サッシの品番は、窓枠の縦枠の側面や上枠に貼られたシールに書かれています。障子を端まで寄せないと見えない位置にあることもあります。

問題は、このシールが永久に残るわけではないことです。経年で剥がれることもあれば、日射しや結露で文字が読めなくなることもあります。リフォームの際に剥がされてしまうこともあります。

そして、部品が必要になるのはたいてい設置から10年以上経ってからです。そのころにはシールが読めなくなっていて、施工した会社も連絡先が分からない、ということが起きます。

控えておくのは、5つだけで十分です

完璧に記録しようとすると続きません。後で実際に役に立つのはこの5つです。

  1. メーカー名 ― LIXIL(旧TOSTEM)、YKK AP、三協アルミなど。これだけでも絞り込めます
  2. 品番サッシ・網戸・ガラスはそれぞれ別の番号です。シールを見つけたら全部撮っておくのが確実です
  3. 設置した年月 ― 保証の起算日になります。廃番かどうかの見当を付ける材料にもなります
  4. 施工した会社と担当者 ― 会社名だけでなく電話番号まで。担当者の名前があると話が早いです
  5. 保証書そのもの ― 写真でもPDFでも構いません。文字が読めることだけ確かめてください

撮るときのコツ

シールはピントが合いにくい位置にあります。写りにくいときは、いったん少し離れて撮ってから拡大してください。窓全体の写真も1枚一緒に残しておくと、どの窓のものか後で分からなくなりません。

どこに残すか。よくある3つと、それぞれの弱点

紙のファイルにまとめる ― 見返しやすいですが、引っ越しや大掃除で行方不明になりがちです。災害で失うこともあります。

スマホで写真を撮る ― その場は楽ですが、日常の写真に埋もれて後で探せません。機種変更で消えることもあります。

クラウドに上げる ― 消えにくいのが利点ですが、入れた本人以外が見つけられないのが問題です。家のことで困るのは、実際には別の家族だったりします。

国土交通省は、新築時の図面や点検・リフォームの記録を保存しておくことを「住宅履歴情報」と呼んでいます。中古で売るときにも、手入れの履歴が残っている家は説明が楽になります。

工事の当日が、いちばん残しやすい

リフォームや新築の引き渡しの日は、保証書も品番も施工会社の連絡先も、全部手元に揃っている唯一の日です。この日に5分だけ使っておくと、10年後の自分が助かります。

すでに住んでいる家なら、全部を一度にやらなくて構いません。よく使う部屋の窓、1つからで十分です。

当社が作った「おうちカルテ」

この問題を解決するために、図面・保証書・設備の型番・購入先の連絡先をひとつにまとめて、家族で共有できるWebアプリを用意しました。ブラウザから使え、メールアドレスで登録できます。

写真やPDFを、設備やお手入れの記録と結びつけて残せます。例えば外壁塗装なら、施工会社と見積・請求書、施工前後の写真、費用と次回予定をひとまとめにできます。家族を招待して共有できるので、「入れた本人しか分からない」になりません。

最初から全部を入力する必要はありません。写真1枚、保証書1つから始められます。原本が必要な書類は、これまでどおり手元で保管してください。

おうちカルテのご紹介|家族でつくる、住まいの記録

すでに品番が分からない方へ

これから控える話ではなく、今すぐ困っている場合は、シールがなくても寸法と形状から絞り込めることがあります。廃番と言われた部品でも、後継品や流通在庫で直ることは実際によくあります。

サッシの部品が廃番で見つからない|代替品の探し方網戸・サッシ部材の品番検索|取扱数千品番窓・サッシの不具合ガイド|症状から原因と交換部品を調べる

品番が分からなくても、写真があれば調べられます。
サッシ歴60年以上・建材の卸売も行うサッシ専門店です。窓全体と、部品の寄り、シールの3枚をお送りいただければ、部品交換で済むのかをお伝えします。現地調査・お見積もりは無料です。

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