結論から言うと、LIXILの内窓「インプラス」は2026年10月1日受注分から平均10%程度の値上げになります。現行価格で発注できるのは2026年9月30日受注分までです。このページでは、LIXILが公表している一次情報をもとに、値上げの正確な中身と「今動くべきか、待つべきか」の判断基準を、サッシ歴60年以上の自社施工店として解説します。
現行価格での実額は、内窓の価格|窓1本あたり約72,000円(工事費込み)に、当社の施工実績の中央値として載せています。改定前に判断される方はあわせてご覧ください。

2026年10月1日から、内窓は何がいくら上がるのか
LIXILは2026年5月18日(2026年7月13日に一部改定)に「建材・設備機器のメーカー希望小売価格の一部改定について」を発表しました。住宅サッシ・ドアのカテゴリは2026年10月1日受注分より、カテゴリ全体で平均13%程度の改定です。
このうち、内窓を含む「住宅サッシ リフォーム」の商品群は次のとおりです。
| 区分 | 主な対象商品 | 改定率 |
|---|---|---|
| 住宅サッシ リフォーム | インプラス/リプラス/リプラスマンション用/リプラスマンション用防火戸/リフレム/リフォームシャッター/取替シャッター/リフォーム網戸/雨戸一筋/スタイルシェード | 平均10%程度 |
| サッシ | EW・EW防火戸・レガリス/TW・サーモスⅡH・サーモスL・サーモスA・LW ほか | 平均10%程度 |
| 窓まわり | シャッター/網戸/面格子(一部平均20%程度)/スリムアート/手すり ほか | 平均10%程度 |
| 玄関ドア | ジエスタ2/グランデル2/XE/プレナスX ほか | 平均10%程度 |
| 上記を除く住宅サッシ・ドア全商品 | — | 平均20%程度 |
いずれも2026年10月1日受注分よりの適用です。出典はLIXIL「建材・設備機器のメーカー希望小売価格の一部改定について」(2026年5月18日発表/2026年7月13日一部改定)。最新の対象商品・改定率は必ずLIXILの公式資料でご確認ください。
「インプラスは値上げ対象外」という情報は誤りです
一部のブログやまとめ記事に「インプラスだけは据え置き」という記述が見られますが、LIXILの公式資料ではインプラスは明確に改定対象に含まれています。誤った前提で判断すると、10月以降に想定外の見積額になりかねません。当店では必ずメーカーの一次資料を確認したうえでご案内しています。
なぜ「値上げ×補助金」で今が分かれ目なのか
ここが最も重要なポイントです。国の先進的窓リノベ2026事業の補助額は、窓のサイズと性能グレードごとに決まった定額です。製品が値上がりしても、もらえる補助額は増えません。
つまり値上がりした分は、そのまま自己負担の増加になります。補助金でカバーされる割合が下がる、と言い換えてもよいでしょう。
製品代ベースでの影響額の目安
今回上がるのは製品のメーカー希望小売価格です。内窓工事の費用は「製品代+施工費」で構成されるため、総額がそのまま10%上がるわけではありません。製品代部分だけを取り出すと、影響額の目安は次のようになります。
| 製品代(現行価格) | 改定後(平均10%) | 差額=自己負担の増加 |
|---|---|---|
| 20万円 | 22万円 | +2万円 |
| 40万円 | 44万円 | +4万円 |
| 60万円 | 66万円 | +6万円 |
※ 改定率は「平均」であり、商品・サイズ・仕様によって上げ幅は異なります。総額への影響はお見積りの内訳によって変わりますので、正確な金額は無料現地調査後のお見積りでご提示します。補助金の考え方は内窓の補助金2026|いくらもらえる?で詳しく解説しています。

「10月1日受注分」の受注とは、契約日ではありません
ここを誤解されている方が非常に多いので、はっきりお伝えします。
「受注分」とは、施工店がLIXILに製品を発注した日を指します。お客様と当店とのご契約日ではありません。現地調査 → プラン確定 → お見積り → ご契約 → メーカー発注、という流れがあるため、9月30日までにメーカー発注を完了させるには逆算が必要です。
現行価格に間に合わせるための逆算スケジュール
- 9月上旬まで:無料現地調査・採寸。窓の箇所数とサイズを確定します。
- 9月中旬まで:プランとお見積りの確定。先進的窓リノベ2026の対象製品(Uw1.5以下のSグレード/Uw1.1以下のSSグレード)を選定します。
- 9月下旬まで:ご契約。
- 9月30日まで:メーカーへの発注完了。
※ 製品の在庫・生産状況によっては、さらに前倒しが必要になる場合があります。9月に入ってからのご相談では間に合わないケースも想定されますので、検討中の方はお早めにご連絡ください。
YKK AP・他メーカーの改定状況
価格改定の時期はメーカーごとに異なります。YKK AP製品については、当店でもYKK AP製品 価格改定(値上げ)およびオーダー係数変更のお知らせとして、2026年5月1日・6月1日ご発注分からの改定をご案内しています。
当店はYKK APプラマードU、LIXILインプラス、三協アルミプラメイクEⅡなど主要メーカーを取り扱う自社施工のサッシ専門店です。特定メーカーに縛られないため、改定時期と価格を横並びで比較したうえで、そのタイミングで最も条件の良い製品をご提案できます。
それでも「急がない」判断が合理的なケース
値上げを理由に急いで契約することが、必ずしも正解とは限りません。次のような場合は、無理に9月中に決める必要はないと考えています。
- 補助金の要件を満たす製品構成がまだ固まっていない:グレード選定を誤ると補助対象外になり、値上げ分より大きな差になります。
- 大規模リフォーム全体の一部として内窓を検討している:他工事との順序が決まっていない段階で内窓だけ先行させると、後で手戻りが出ることがあります。
- 予算の確保が次年度になる:無理な資金計画で前倒しするより、次年度の補助制度とあわせて設計し直したほうが総額が下がることもあります。
当店は「値上げ前だから今すぐ」と一律にお勧めすることはしません。お住まいの状況とご予算をうかがったうえで、急ぐべきか待つべきかを正直にお伝えします。内窓そのものへの不安がある方は内窓は後悔する?デメリット・効果なしと言われる本当の理由もあわせてご覧ください。
内窓の値上げ2026 よくあるご質問
9月中に契約すれば必ず現行価格になりますか?
基準はメーカーへの発注日です。ご契約から発注までに数日〜数週間かかる場合があるため、契約日だけでは判断できません。確実を期すなら、9月上旬までに現地調査を済ませておくことをおすすめします。
値上げに合わせて補助金も増額されますか?
増額されません。先進的窓リノベ2026事業の補助額は、窓のサイズと性能グレードごとの定額です。製品価格が上がっても補助額は変わらないため、差額はそのまま自己負担になります。
インプラス以外の内窓なら値上げしませんか?
メーカーごとに改定時期が異なります。YKK APはすでに2026年5月1日・6月1日ご発注分から改定されています。当店では製品選定の段階で、各メーカーの最新価格を比較してご案内します。
今もらっている見積書は10月以降も有効ですか?
お見積書に記載の有効期限をご確認ください。改定日をまたぐ場合、再見積りとなることがあります。他社でお見積り済みの方も、内容の妥当性を含めてセカンドオピニオンとしてご相談いただけます。
値上げ後に工事するなら、内窓はやめたほうがいいですか?
そうとは限りません。内窓は断熱・防音・結露対策の費用対効果が高く、補助金を使えば値上げ後でも十分に検討する価値があります。判断材料として内窓の工事費込み価格もご覧ください。
値上げ前に、まずは無料の現地調査からご相談ください
当店は埼玉県内の自社サッシ職人による施工で、サッシ歴は60年以上。国の先進的窓リノベ2026事業の登録事業者として、対象製品の選定から申請書類の作成までワンストップで対応しています。
「9月中に間に合うのか」「そもそも急ぐべきか」だけのご相談でも構いません。現地調査・お見積りは無料です。お電話・メール・LINEからお気軽にご連絡ください。
エリア別の対応状況・各市の補助制度は内窓工事の対応エリア一覧からご確認いただけます。
本ページの価格改定情報は2026年8月29日時点でLIXILが公表している資料に基づいて作成しています。対象商品・改定率・実施時期は変更される場合がありますので、最終的な判断の前に必ずメーカーの最新情報をご確認ください。
📅 メーカー別の価格改定を1ページにまとめています
LIXIL・YKK AP・三協アルミの実施日と改定率を時系列で整理し、発表があるたびに追記しています。個別の記事より全体像がつかみやすくなっています。