冬場、暖かいリビングから寒い脱衣所・浴室へ移動した際の急激な温度変化によって起こる「ヒートショック」は、高齢のご家族がいるご家庭にとって注意したいリスクのひとつです。この記事では、ヒートショックが起こる仕組みと、窓の断熱リフォームが予防にどう役立つかを解説します。
ヒートショックが起こる仕組み
ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋へ移動した際の急激な血圧変動により、めまいや意識消失、心血管系への負担が生じる現象です。特に浴室・脱衣所・トイレは、リビングと比べて暖房が入りにくく、冬場は室温が大きく下がりやすいため、注意が必要とされています。
窓の断熱性能とヒートショックの関係
浴室・脱衣所の窓が単板ガラスのアルミサッシのままだと、外気の冷たさがそのまま室内に伝わりやすく、暖房を入れてもなかなか室温が上がらない要因になります。窓を内窓(二重窓)にすることで、これらの部屋の断熱性能を底上げし、リビングとの温度差を緩和する効果が期待できます。
窓以外にもあわせて検討したい対策
窓の断熱に加えて、浴室暖房乾燥機の設置や、脱衣所への小型暖房器具の導入、湯温をあまり高くしすぎないことなども、ヒートショック予防として一般的に案内される対策です。窓リフォームと組み合わせることで、より効果的な温度差対策につながります。
リフォームを検討するタイミング
ご家族の高齢化や、二世帯での同居を機に浴室・脱衣所の窓リフォームを検討されるご家庭が増えています。工事は在来浴室・ユニットバスいずれの場合も対応可能なケースが多いため、まずは現地調査でご自宅の窓の状態を確認することをおすすめします。
まとめ
浴室・脱衣所の窓の断熱リフォームは、ヒートショック予防の一助となる対策のひとつです。高齢のご家族が安心して暮らせる住環境づくりとして、窓まわりの見直しをご検討ください。
内窓による断熱対策と期待できる効果を詳しく見る