せっかく設置した内窓も、お手入れ次第で快適さと寿命が変わります。「二重になったぶん掃除が大変そう」と心配される方も多いのですが、ポイントを押さえれば内窓の掃除はごく簡単です。この記事では、埼玉・東京で内窓工事を手がけるSYAA.LLCが、樹脂サッシの内窓を長持ちさせる掃除・お手入れの手順を解説します。
この記事の上位ガイド
内窓のお手入れは「3か所」だけ押さえればOK
内窓のお手入れ対象は、(1)レール、(2)ガラス、(3)樹脂枠・パッキンの3か所です。頻度の目安とあわせて見ていきましょう。
| 場所 | 頻度 | 道具 |
|---|---|---|
| レール | 月1回 | 掃除機+ブラシ、乾いた布 |
| ガラス | 汚れが気になったら | 水拭き→乾拭き、スクイージー |
| 樹脂枠・パッキン | 季節の変わり目 | 中性洗剤を薄めた水拭き |
レール掃除|滑りの悪さとカタつきを防ぐ
内窓の不調で最も多いのが、レールにたまったホコリによる開閉の重さです。掃除機のすき間ノズルでホコリを吸い取り、細かい部分は歯ブラシでかき出してから乾拭きします。ここで注意したいのは、潤滑スプレーを安易に使わないこと。油分がホコリを吸着し、かえって滑りが悪くなることがあります。開閉が重い場合は戸車の高さ調整で改善することが多いため、無理せず施工店にご相談ください。
ガラス掃除|複層ガラスならではの注意点
ガラス面は、固く絞った布での水拭き→乾拭きが基本です。頑固な汚れには中性洗剤を薄めて使い、洗剤分をしっかり拭き取ります。注意したいのは、複層ガラスの縁(封着部)に水や洗剤を長時間残さないこと。封着材の劣化はガラス内部の曇り(内部結露)の原因になります。また、Low-Eガラスの金属膜はガラスの内部側にあるため通常の掃除で傷む心配はありませんが、研磨剤入りスポンジの使用は避けましょう。
樹脂枠・パッキン|白い枠の黄ばみ・カビを防ぐ
樹脂サッシの枠は、アルミより断熱性が高い一方、静電気でホコリが付きやすい素材です。乾いたホコリを払ってから、中性洗剤を薄めた布で水拭きすると、黄ばみ・くすみの予防になります。シンナーやアルコールなどの溶剤は樹脂を傷めるためNGです。ゴムパッキンにカビを見つけたら、早めに固く絞った布で拭き取り、換気で湿気をためないようにしましょう。
内窓を長持ちさせる日常の小さな習慣
内窓と外窓の間の空気層は、断熱効果の心臓部です。ここに湿気がこもらないよう、暖房中の加湿しすぎに注意し、ときどき内窓を開けて空気を入れ替えると、ガラス間の結露やカビを防げます。また、開閉は「ゆっくり最後まで」が基本。勢いよく閉めると戸車やパッキンの傷みが早まります。
よくある質問
Q1. 外窓と内窓の間の掃除はどうすれば?
A. 内窓は簡単に開けられるので、通常の窓掃除と同じ要領で外窓の内側も掃除できます。月1回程度で十分です。
Q2. 開閉が重くなってきました。自分で直せますか?
A. レール掃除で改善しない場合は戸車の調整が必要です。調整ネジの位置は製品により異なるため、施工店への相談が安心です。
Q3. パッキンが取れてしまいました。
A. 部分的な外れは差し込み直しで戻ることもありますが、切れ・縮みは交換が必要です。製品名とあわせてご相談ください。
まとめ
内窓のお手入れは、レール・ガラス・樹脂枠の3か所を押さえれば簡単です。正しい道具と「やってはいけないこと」を知っておけば、断熱・防音・結露対策の効果を長く保てます。
※本記事の制度・価格情報は2026年8月執筆時点のものです。