「冬の窓際が寒い」「朝になると結露でびっしょり」「外の音や生活音が気になる」「冷暖房の効きが悪い」。 こうした住まいの悩みは、壁や床だけでなく、窓の断熱性能や気密性が大きく関係しています。 内窓・二重窓リフォームは、今ある窓の内側にもう一つ窓を設置することで、住まいの快適性を高める代表的な窓リフォームです。
このページでは、内窓の基本から、効果、補助金、施工の流れ、業者選びまで、 検討に必要な情報を総合的にご案内します。
どちらも「窓の断熱性能を高める」という目的は同じですが、工法・費用・補助金の対象条件が大きく異なります。 2026年からの国の補助金制度の変更により、選び方も以前とは変わっています。 まずは2工法の本質的な違いから整理しましょう。
既存の窓はそのまま残し、室内側にもう1枚窓を追加する工法。窓と窓の間の空気層が断熱・防音の主役。1窓60分程度で工事完了。既存サッシの状態を問わず施工しやすい。
既存サッシは残し、中のガラスだけを複層(ペア)ガラスに入れ替える工法。サッシの寿命を延ばしながら断熱性を高めるが、サッシ枠の規格・状態によっては施工できない。
内窓は既存窓を温存して内側に追加するため、見た目は窓が2枚に。ペアガラス交換は中身のガラスだけを差し替えるため、見た目は1枚のままです。この違いが、後述する費用・効果・補助金対象条件のすべてに影響します。
1窓あたりの目安費用(工事費・処分費込み・税別の概算)で比較します。
※グレード(SS/S)・サイズで変動。ふかし枠が必要な場合は別途。
※既存サッシがアタッチメント対応可否で大きく変動。アルミ単板からの交換は割高。
同サイズ・同性能で比較すると、多くの場合で内窓のほうが工事費が安く済みます。ペアガラスは既存サッシとの相性で見積もりが大きく変動するため、現地調査が必須です。
同じ性能ガラス(Low-E複層)で比較すると、内窓のほうが断熱効果が高い傾向です。窓と窓の間の空気層がもう1段階の断熱層として機能するためです。「2枚分の窓で守られる」内窓に対し、ペアガラスは「1枚の高性能窓」になるイメージ。
防音は内窓が圧倒的に優位です。音は空気層を通るたびに減衰するため、二重窓構造は防音に強い構造です。線路沿い・幹線道路沿いのお宅では内窓を選ばれることがほとんどです。
結露も内窓のほうが効果が高い傾向です。室内側ガラスの表面温度を保ちやすく、結露の主原因である「冷えた窓表面」を作りにくい構造です。
一方、ペアガラス交換のメリットは「窓の見た目を変えずに性能アップできる」こと。マンションの専有部で外観を変えたくない場合や、デザインを変えたくないお宅では有力な選択肢です。
1窓60分程度で完了。壁を壊さず、室内側の作業のみ。掃除と養生だけで施工開始でき、その日のうちに使える状態に戻ります。
1窓60〜90分程度。サッシからガラスを外す作業があり、状態によっては枠の調整も必要。原則その日のうちに完了しますが、特殊なケースで翌日に持ち越すことも。
どちらも家の中で生活しながら工事できる工法で、生活への影響は最小限です。複数箇所を同日に施工する場合は、両者ともに数日かけて段階的に進めることが一般的です。
2026年度の国「先進的窓リノベ事業」では、補助金の対象条件が変更されました。これが2工法選択に大きく影響します。
つまり、既存サッシがアルミの場合、ペアガラス交換は補助金が使えないということ。多くの築20年以上の住宅はアルミサッシのため、補助金活用を前提とするなら内窓設置がほぼ唯一の選択肢になります。
多くのケースで内窓のほうが費用対効果・補助金対応の両面で有利です。当社のご相談でも、最終的に内窓設置を選ばれる方が大半です。
内窓設置を強く推奨。ペアガラス交換は補助対象外。アルミは熱を伝えやすいため、ガラスだけ変えても効果が限定的。
ペアガラス交換も選択肢。既存サッシの性能を活かしつつガラス性能を上げる。補助金対象になる場合もあり。
ケースバイケース。既存サッシのスペック・補助金対象可否を現地調査で確認した上で選定。
多くの方の場合は内窓設置を推奨します。費用対効果・補助金対応・防音/結露効果のいずれも内窓が優位です。ただし「見た目を変えたくない」「既存サッシが新しい」など条件によってはペアガラスが適することも。最終判断は現地調査の上で。
確かに掃除箇所は増えますが、内窓側は室内なので汚れにくく、月1回程度の拭き掃除で十分です。外窓側は内窓を開けてアクセスでき、従来通り掃除できます。
サッシ自体が傷んでいる場合は、外窓交換(カバー工法)の検討も含めて現地調査でご相談を。状況によっては内窓+部分補修で対応できるケースもあります。
マンションの窓は共用部扱いで管理規約による制限が多いです。ペアガラス交換は管理組合の許可が必要なケースがほとんど。内窓設置は専有部工事として認められやすいため、マンションでは内窓のほうがハードルが低いです。
寒さ・結露・騒音のお悩み、補助金の活用可否、戸建て・マンション別の進め方など、 お住まいの状況に合わせて、専門スタッフが丁寧にご提案いたします。 現地調査・お見積もりは無料です。
対応エリア:埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県 / 受付時間や定休日はお問い合わせフォームをご確認ください